茅ヶ崎市の海水浴場と言えば「サザンビーチちがさき」です。
ですが、茅ヶ崎市の南側は全て海であり、どこでも遊ぶことができます。
茅ヶ崎市民が“海で遊ぶ”時「サザンビーチちがさき」と同じくらい有名なのが「茅ヶ崎ヘッドランド」です。
みんなから「Tバー」と呼ばれ、親しまれています。
友達と海で待ち合わせしてから遊ぶ時はよく「Tバーらへんね!」なんて会話になります。
今回は、我が家もよく行く「Tバー」をご紹介します!
一中通りをまっすぐ海へ!
茅ヶ崎市南口より、「一中通り」を海方面へ向かいます。
国道134号線を越えたら海なのですが、歩行者用の信号がありません。
歩道橋がありますのでこちらを渡りましょう。
奥には自転車用の緩やかなスロープもありますので、自転車でも安心です。
海が見えてくると、茅ヶ崎のシンボルである「烏帽子岩(えぼしいわ)」が正面に!
写真では小さくなってしまいますが、肉眼ではもっと大きく見えます。
サザンオールスターズをはじめとする、湘南をモチーフとした歌に数多く登場する「烏帽子岩」。
沖合約1.4kmの位置にあり、上陸することもできるんです。
友達の子どもがカヌーで上陸したことがあるそうなのですが、水も景色もキレイで「1度上陸した方がいい」と言っていたそうですよ!
私はまだ上陸したことがないのでいつか行ってみたい場所です。
なぜTバーと呼ばれている?
海岸に着いて右手にはウッドデッキがあります。
ここではヨガ教室をやっていたりすることも!
砂浜に直接座るのは汚れてしまったりするので、こういう場所があるのはうれしいですよね!
そんなウッドデッキから正面に見える石の集まり。
よくよく見ると「T」の字に見えませんか?
これは、砂浜の侵食を止めるために造られた施設で、「茅ヶ崎ヘッドランド(通称:Tバー)」と名づけられています。
「T」の字に見えるから「Tバー」なんですね。
砂遊び・水遊び・サーフィン・釣りなどなど!遊び方は無限大!
ここで気を付けてほしいことは、「Tバー」付近は強い離岸流(りがんりゅう)が発生することがあるということ。
離岸流とは、岸から沖に向かう強い流れで、全国で水難事故が多発しています。
流れが早いためもあるのか、サーファーも多いポイントです。
サーファーとしてはある程度の波は欲しいところですが、離岸流にはくれぐれも気を付けてくださいね。
海水浴の方も注意喚起をよく読んで、安全に遊んでください。
水際の方で遊ぶ分には“危ない”ということはありませんよ。
サーフィンやサップの体験イベントも、「Tバー」付近でよく行われています。
我が子も去年、どちらも体験しました。
暑いシーズンの土日などはライフセーバーさんが監視してくれてる時もあります。
入ったら危険な時は旗があがるので、そこも気を付けて見てみてください!
「Tバー」の岩場では、1年を通して釣りを楽しんでいる方をよく見かけます。
実際に釣り上げている場面もよく見かけるので、釣りの方にも人気のポイントなんでしょうね!
更には、岩場の隙間にはカニもいるので土日などはカニ取りの子どもたちで賑わいますよ。
小さい子は岩場はまだ危険なので砂遊びがおススメ!
海といえば夏のイメージが強いですが、夏以外の季節でも十分楽しめます。
コロナ禍になって、ありがたかったのが海の存在でした。
海では人がいても距離を取ることができるし、子どもたちも存分に遊べます。
遠出ができなかったり、人との距離が気になる時でも、苦労することなく楽しく過ごせたので「茅ヶ崎にいて、海が近くてよかった…」と何度も思いました。
200mくらい西に進むと、トイレもあります。
特に子連れの方にとって、トイレが近いのは重要なポイントですよね!
トイレの外にはシャワーもありますので、海で遊んだ後にここである程度の砂を流して帰れば、家に帰ってからが楽だと思います。
いろいろな遊びができる「Tバー」をご紹介させていただきました。
夏だけではなくとも楽しめますので、ぜひ海遊びを満喫してください!
こちらは3月の夕暮れの様子ですが、日が沈む頃の海もステキですよ!
茅ヶ崎ヘッドランド(Tバー)
住所:神奈川県茅ヶ崎市東海岸南4-9付近
アクセス:JR東海道線・JR相模線茅ヶ崎駅南口より徒歩約24分