国道1号線を平塚方面に向かって車で走っていると、小出川の手前あたりで「でかまん」と書かれた大きな看板が見えてきます。
通りかかるたびに、私はとても気になっていました。
「でかまん」とは、よっぽど大きなおまんじゅうなのかな?
想像がふくらみます!
今までなかなか訪れる機会が無かったのですが、先日、近くの源頼朝ゆかりの「相模川橋梁」を訪ねた際に、立ち寄ってみました!
「相模川橋梁」についてはこちらの記事で紹介していますので、よかったらごらんになってみてくださいね。
「鎌倉殿の13人」ファン必見!茅ケ崎の頼朝落馬ゆかりの地「国指定史跡旧相模川橋脚」
本当に巨大! 名物の「でかまん」
東海道の雰囲気を漂わせる建物の「でかまん菓子舗」さん。
扉を開けると、店内も昔ながらの和菓子屋さんらしい雰囲気がいっぱい!
東海道の旅の途中、多くの人がここでおまんじゅうを食べて休憩をしていたのかな。
遠い茅ヶ崎の東海道の歴史に、私はすっかり思いを馳せてしまいました♪
様々な種類の和菓子が並ぶショーケース。
その上には名物の「でかまん」と「夫婦鮎もなか」ののれんがかかっています。
おめあての「でかまん」を探してみると、ケースの右側にどっかりと腰をおろしている巨大なおまんじゅうを発見!
こちらが名物「でかまん」税込2700円。
人の顔より大きいでしょうか?
想像はしていたのですが、それを超える大きさに本当に驚いてしまいました!
ひとつ税込320円で、小さめの「でかまん」もありました♪
すぐ食べる方やお土産には、こちらを購入するのがおすすめですよ。
調べてみると、さまざまな大きさのものがあるよう。
大きなものはきっと冠婚葬祭などの際に、みんなで分けて食べるのではないでしょうか?
もなかや上生菓子、ケーキもおすすめ♪
もう一つの名物、2匹の鮎をかたどった「夫婦鮎もなか」。
昔はこの近くに相模川が流れていたことから、名物となっているようです。
グリーンの抹茶あんの入った鮎の形をしたもなか。
歯ごたえのある皮と抹茶あんのハーモニーが絶妙なおいしさです!
お茶やコーヒーとの相性もとてもよさそうでした。
意外だったのが、フルーツやチョコチップなどが入った、パウンドケーキなどの洋菓子も販売されていたこと。
バターがたっぷりと使用されており、シンプルな原材料でていねいに焼かれたパウンドケーキは、とても美味でした♪
神奈川県にある街道沿いの和菓子屋さんは、このように洋菓子を販売しているところが多い気がしています。
色あざやかな上生菓子も並んでいました。
ききょうやもみじを形どった、季節を感じさせる美しい上生菓子たち。
思わず目が釘付けになってしまいました。
ひとつ200円とリーズナブルなのも、お手軽でうれしいですよね!
長く愛される味に納得!「でかまん本舗」で茅ヶ崎の歴史を感じよう!
おいしそうな「でかまん本舗」の和菓子にすっかり魅了された私。
今回はとても迷った末、この3種類を購入することに決定しました♪
柿をモチーフにした上生菓子は、見ているだけでも美しく、そのお味は上質なあんの風味が際立ちとても美味。
でかまんは小さめのものを買ったのですが、こうして並べてみるとやはりかなりビック!
でかまんを半分にカット♪
薄いけれどしっかりした皮の中に、あんこが均一に入っているのがわかります。
口に入れると、上質なあんがサラッと舌の上で溶け、食べやすくていくらでもいけちゃいそう♪
茅ヶ崎でこの「でかまん」を食べて、元気に旅を続けた東海道の旅人たちの姿が、目に見えるような気がしました!
みなさんもお近くにおいでの際は、「でかまん本舗」のでかまんやお菓子を食べて、茅ヶ崎の東海道の旅人たちに思いを馳せてみてはいかがですか?
でかまん菓子舗
住所:神奈川県茅ヶ崎市下町屋1-6-5
TEL:0467-83-4212
アクセス: JR東海道線・相模線茅ケ崎駅より神奈川中央交通バス「今宿」バス停下車徒歩5分
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜
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