みなさんは給食といえば何を思い浮かべますか?
カレーや焼きそば、冷凍ミカン…いろいろありますが、給食の懐かしい味といえば「揚げパン」もその一つではないでしょうか。
私は給食で揚げパンが一番好きだったのですが、揚げパンって給食以外でなかなか食べることがないので、揚げパン=懐かしい味のイメージです。
そんな懐かしの味が食べられるパン屋さんが茅ヶ崎にあるのはご存じでしょうか?
今回は2023年10月にオープンした、懐かしい味にであえる「パンの店 冨貴堂 (ふうきどう)」さんをご紹介します。
30年以上の時を経て復活
茅ヶ崎駅南口から徒歩約8分。2023年10月21日にサザン通り商店街の「サザン神社」の斜め前にオープンした「冨貴堂 」。
看板や佇まいが昭和レトロ感満載です!
実はこちらのお店、昭和4年から平成元年の60年もの間茅ヶ崎で愛されていたパン屋「冨貴堂」を復活させたお店なんです。
茅ヶ崎に長年住んでいる人の中には「冨貴堂」という名前に聞き覚えがある人もいるかもしれませんね。
お店には当時のお店の写真が飾られていました。
歴史を感じるモノクロ写真。看板の文字が右横書きなところにも時代を感じますね。
昔ながらの人気パンがずらり
レトロ感のあるかわいいイラストが描かれたショーケースには、パンがずらりと並びます。
コッペパンを使った揚げパンやたまごサンド、焼きそばパンから、クリームパンやあんぱんなど、甘い系からお惣菜系まで昔ながらの懐かしいパンが揃っています。昔ながらの「絶対おいしい!」パンばかりです。
クリームパンは150円、揚げパンは180円と、どれもお手頃な価格なのもうれしいですね。
伺ったのは平日の午前中だったのですが、写真を撮らせていただいている間もお客さんが続々と訪れていました。
みなさんショーケース越しにパンを注文し、店員さんと一言二言おしゃべりを楽しんで行くようすが印象的で、お店の佇まいと相まって昭和の日常風景を見ているようです。
セルフレジや無人販売という最近のお店のスタイルは便利で楽ですが、昔ながらの対面しての販売スタイルもやっぱり良いものだなと、懐かしさが込み上げる風景でした。
あの頃の懐かしの味
揚げパンの種類はシンプルなシュガーときなこ、ココア、シナモンの4種類。
今回は、きなことシナモンを購入しました。
紙袋も味のあるレトロ感がかわいいです。
コッペパンの表面はザクっとしていて砂糖と油の甘み。コッペパンはとても軽い食感です。油っぽさは全く感じず、一本ぺろりと食べれてしまいました。
きな粉の揚げパンは給食で食べていた懐かしい味!
給食の揚げパンといえばきな粉のイメージなのですが、みなさんはどんな味のイメージがありますか?
シナモン味なんてハイカラな味は私が小学校の頃はありませんでした(笑)が、こちらもシナモンの香りと優しい甘さがとってもおいしいかったです♪
年代や地域によって給食の揚げパンの味って違うみたいなので、知らない味を食べてみるのも良いですよね。
今回は揚げパンを購入しましたが、他にも焼きそばパンやポテチパンなど懐かしい味がたくさんあったので、次回購入したいなと思います!
「冨貴堂」は朝7時と早朝からオープンしています。
出来立てが食べられる早朝オープンのパン屋さんってうれしいですよね。サザン通り沿いなので、朝のお散歩ついでに立ち寄るのもよさそうです。
営業終了は「売り切れまで」。人気商品はお昼過ぎにはなくなってしまうこともあるそうなので、早めの時間に購入するのがおすすめですよ!
営業時間や店休日の詳細は、お店のInstagramをご覧ください。
30年以上の時を経て復活した「冨貴堂」さん。昭和レトロ感漂う懐かしさがたまらないパン屋さんです。ぜひ立ち寄ってみてくださいね♪
冨貴堂
住所:神奈川県茅ヶ崎市共恵2-1‐40
アクセス:JR東海道線・JR相模線「茅ヶ崎駅」から徒歩約8分
TEL:0467-81-4158
営業時間:7:00‐売り切れまで
定休日:月曜・火曜
Instagram:@fuukidou.chigasaki