私の母は、友人たちとよく湘南地域で集まっているそう。
おしゃれなお店に行っては私にも「行ったことある?」と尋ねてくるのですが、私はまだまだ行ったことのないお店ばかり。
「今度一緒に行こう!」と約束したまま、行かずじまいのお店が何軒もあります。
この日、母とたまたま休みがあったので、その約束をやっと果たすことができました。
今回は、茅ヶ崎駅から徒歩3分ほどのところにある、隠れ家的レストラン「trattoria gatakigi(トラットリア ガタキージ)」をご紹介します。
茅ヶ崎駅南口を出てサザン通りに入る手前にある、大きなガラス張りの建物の1階部分が今回の目的地です。
木製の大きな扉には「鉃」の文字。実はもともと「臥薪 鉃」というお店だったのがリニューアルして、現在の姿になりました。
「臥薪 鉃」の頃からメニューも一新し、鉄板焼きメインだったものが、イタリアンも楽しめるようになっています。
店内はテーブルが4席と、厨房に沿うようにカウンター席が並んでおり、奥には座敷もあります。
隠れ家的な雰囲気で、男女問わず一人でも入りやすい、落ち着いた雰囲気。
外からの目隠しのように、かわいらしい小物が飾ってあり、女子受けバツグンです。
私の母も以前こちらのお店で友人とランチ会をしたことがあるそう。茅ヶ崎で女子会やデートのお店選びをするなら、まず候補から外れることはないでしょう。
お手頃に楽しめるカジュアルなイタリアン
平日のランチメニューは、ご覧のとおりです。
母は「ブラックペペロンチーノ」、私は「アラビアータ」、セットドリンクはそれぞれアイスコーヒーと濃厚緑茶を注文。
猛烈な暑さで喉がカラカラだったので、先にドリンクを持ってきてもらいました。
名前通り濃厚で口当たりもまろやかな緑茶のおかげで暑さもスッキリしました。
こちらは母が頼んだブラックペペロンチーノです。
私も取り皿に分けて一口もらったのですが、二人とも共通して感じたのは、麺がもちもちしていて、噛み応えがあるということ。
オリーブの濃厚な味わいを感じられる高級感のある一品です。
私が取り分けてもらった分にはたまたま入っていなかったのですが、鷹の爪の存在感が思ったよりあったそうです。
次に、私が頼んだのはアラビアータ。
アラビアータはヒリヒリと辛いイメージがありますが、こちらのアラビアータは程よい辛さで食べやすかったです。とは言ってもマイルドな味付けというわけではなく、時折感じる鷹の爪のアクセントと、にんにくの香りがやみつきになります。
やはりこちらも、独特のもちっとした麺の食感。硬くなくて、「もっちり」としたこの感覚は、食べた人にしかわからないと思うので、ぜひ一度味わっていただきたいです。
パスタは、写真で見ると控えめな量に見えるかもしれませんが、実際はちょうどよい量でお腹いっぱいになりました。
お店までの道中、あまりの暑さに食欲が湧かず、完食できるか自信がなかったのですが、そんな心配も無用なほどおいしくいただくことができました。
今回は二人ともパスタだったので、次はピザやステーキも食べてみたいです。
神奈川県初の生絞りモンブラン専門店としての顔も!
イタリアンメニューだけでなく、生絞りモンブランを楽しめるのがお店の魅力の一つ。
実は、神奈川県初の生絞りモンブラン専門店としての顔も持っています。
お店の入り口にもモンブランを作る機械が設置されていました。
デザートとしてはもちろん、テイクアウトも可能。食べ歩きも楽しむことができます。
今回は2人とも満腹になってしまったので諦めたのですが、母が以前友人と3人で訪れたときは、一つのモンブランを3人で分けたと言っていました。
ボリューミーなモンブランを頬張りたい人は、必見です!
レギュラーメニューのほか、バレンタインや母の日など、イベントに合わせた限定モンブランが販売されることもある。
毎年のイベントは、プレゼントがマンネリ化してきますよね。スイーツが好きな相手なら、専門店の本格モンブランは喜ばれること間違いなしです!
酷暑の中でも「食べてよかった」絶品パスタ
この日は熱中症警戒アラートが出るほどの酷暑。
食べることが大好きな私でも、ここまでの暑さだと食欲も湧きませんでしたが、結果的に「暑い中来てよかった!」と思える味と空間でした!
それにしても、暑いのに熱くて辛いものが食べたくなる人間の体の仕組みは不思議ですね。
やみつきになる、もちもちの麺を味わいにまた来たいと思います。
trattoria gatakigi
住所:神奈川県茅ヶ崎市共恵1-8-20 ル・べルソー1F
アクセス:JR東海道線「茅ヶ崎駅」から徒歩約3分
JR相模線「茅ヶ崎駅」から徒歩約3分
TEL:0467-33-5111
営業時間:11:00-23:00
定休日:月曜日