初めは相鉄線だった!?相模線開業100周年イベントが茅ヶ崎駅で開催!

JR相模線が、2021年9月28日にちょうど100周年を迎えました!

JR茅ケ崎駅では、JR東海道線と茅ケ崎~橋本間を走るJR相模線の二つのJRを利用することができます。

茅ケ崎駅の中央改札をくぐって、右方向が東海道線、左側方向に行くと相模線のホームに行くことができますよ♪

100周年を記念して、茅ケ崎駅や周辺では記念イベントやプレゼント配布など、お祝いムードがいっぱい。

そんな相模線と、レア感いっぱいの相模線100周年記念のイベントをご紹介していきますね!

茅ケ崎~橋本間をのんびりと走る単線「相模線」

相模線は、始発であるJR茅ケ崎駅を出発して、相模川沿いをの〜んびりと走る単線。

寒川神社で有名な寒川地区、厚木、相鉄線に乗り入れている海老名駅を通って、橋本駅までをおよそ60分ほどで走行。

沿線には住宅も多く、通勤や通学、お買い物などさまざまに利用する方がいます。

とくに年末年始は寒川神社に参拝する人々で、とても混みあいます!

ちなみに、寒川神社へは寒川駅からでも行けますが、最寄りは宮山駅となりますよ。

そして相模線は、首都圏ではとても珍しく、押しボタンでドアを開閉する装置のある車両。

自分で開け閉めできるなんて、電車好きの私にとって、相模線はちょっとレア感のある楽しい鉄道!

そして単線ならではの、のんびりとやさしい雰囲気も大好きです。

祝・100周年!茅ケ崎駅はお祝いムードに

「相模線100周年ありがとう!!」

茅ケ崎駅の相模線に通じる通路は、このように100周年のお祝いムードがいっぱい♪

相模線が、100年もの間、多くの人に愛され利用されてきたことが良く分かりました♪

神奈川県のホームページでその歴史を調べてみると、もともとは相模川の砂利を運ぶために建設された鉄道だったそう!

相模線を開業したのは横浜の「相鉄線」!

そして、相模線を最初に開業したのは、じつは現在横浜を走る、相鉄線の「相模鉄道株式会社」。

相模線は、はじめ私鉄として、茅ケ崎~寒川間、寒川~川寒川(現在は廃止)間路線が、大正十年(1921年9月28日)に開通しました。

その後、国が相模鉄道を買い取り、民営化されて今のJR東日本の管轄となったんですって。

「相模線(さがみせん)」という名前の由来は、現在の相鉄線(相模鉄道株式会社)からだったんですね!

ちなみに、現在の相鉄線のもとになる路線は「神中鉄道」という名前だったそうですよ。

いつも何気なく乗車していた相模線。

こんな神奈川の鉄道の歴史があったなんて、なんだか勉強になりました♪

会えたら超レア!100周年ヘッドマーク付き車両!

相模線100周年を記念して、JR東日本ではさまざまなイベントを茅ケ崎駅で開催しています。

中でも私が絶対見たいのが、9月28日以降、社員さんが考えた記念ヘッドマークをつけて運行する車両。

茅ケ崎駅のJR社員さんによると、このヘッドマーク付きの車両は1編成しかなく、毎日その運行時間も違ってしまうので、確実に見るならその日のダイヤの確認が必要とのこと。

しかもそれが分かるのは、茅ケ崎駅の改札社員さんだけなんですって!

ダイヤは電話での確認はできず、改札窓口でだけ、教えてくれるそう。

ということは、このダイヤが日々分かるのは、地元住民だけとなりますね!

ヘッドマーク付きの車両は茅ケ崎駅に到着するのは一日数回ほど♪

もし見かけたら、とてもレア♪ぜひ写真を撮ってくださいね!

これもレアかも!切符購入でもらえる「相模線開業100周年記念台紙」

そしてもう一つ、私がどうしても欲しかったのは、相模線茅ケ崎駅~寒川駅の切符を買うともらえる、相模線100周年記念台紙!

茅ケ崎駅の社員さん手作りのものだそうなんですが、よく考えると、100年に一度!?しかもらえない、とっても貴重な台紙ですよね!

茅ヶ崎駅のみどりの窓口で切符を買うと、いただけます!

相模線の車体がキレイにうつった記念台紙を渡されたとき、わたしは子どものように心がときめいてしまいました♪

鉄道って、いくつになっても何だかワクワク感がありますよね!

台紙を開くと、相模線100年の歴史がその車体の写真と共に、わかりやすく紹介。

スゴイ!開業当初は相模線は蒸気機関車だったんですね!

百年前に茅ケ崎を走った蒸気機関車!

貴重な相模線の歴史に、つい思いを馳せてしまいました♪

台紙配布は、残念ながら10月3日までで、無くなり次第終了とのこと。

JR茅ケ崎駅の社員さん達は、ときどきこうしたイベントを企画してくださるので、またこのような配布イベントがあるとうれしいですね!

発車メロディが加山雄三さんの曲に♪新車両の運行もスタート!

また、9月28日から、相模線茅ケ崎駅の発車メロディが、茅ケ崎出身の加山雄三さんの「海 その愛」に変わりました!

さっそく聞いてみると、あの有名なサビの部分が、とっても美しい音色の発車メロディ♪

茅ケ崎駅のJR東海道線側のホーム発車メロディは、こちらも茅ケ崎出身、桑田佳祐さん率いるサザンオールスターズの「希望の轍」♪

地元出身のビックなお二人の名曲が、茅ケ崎駅発車メロディで両方聞けてしまうなんて、こちらもレア感いっぱいで最高ですね!

11月には、海を連想させる深いブルーの新車両、ちょっとかっこいいE131系の運行もスタートするそうですよ!

スマホで楽しめる、茅ヶ崎はじめ相模線の各名所をめぐれる相模線100周年デジタルスタンプラリーも開催されています。

さっそく試してみると、なかなかツウな地元スポットもあり、相模線乗車と沿線のウォーキングをするのに重宝しそう!

茅ケ崎駅をはじめ、各地で100周年のお祝いムードいっぱいの相模線♪

ことしの秋は、ぜひゆったりのんびり、相模線を楽しんでみてはいかがでしょうか?

JR相模線茅ケ崎駅
住所:神奈川県茅ケ崎市元町19-1
アクセス:JR相模線茅ケ崎駅構内

【相模線開業100周年記念イベント】

■100周年記念ヘッドマーク掲出車両の運行(2021年9月28日(火)~当面の間)

■茅ケ崎駅相模線ホームの発車メロディを加山雄三氏「海 その愛」に変更
(2021年9月28日(火)初電~)

■デジタルスタンプラリー
(2021年9月28日(火)~11月30日(火))
相模線全駅18スポット及び沿線の名所47スポット

その他イベントはJR東日本ニュース「相模線開業100周年記念イベント 」をご覧ください。

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。