今回は、パン激戦区の茅ヶ崎市内にあるおいしいパン屋さんを巡ってみようと思います。
茅ヶ崎市内といえど海側から山ま側まで意外と範囲が広く、人気のパン屋さんは茅ヶ崎駅からかなり離れていたりします。
茅ヶ崎駅から北側へ、JR相模線「北茅ヶ崎駅」でパン屋さん探し。
さっそく駅からほど近い閑静な住宅街の中にパン屋さんを発見!
住宅街にひっそりとたたずむ、絵本の中に登場しそうな小さな古民家ベーカリー「自家製酵母パンJiJi」をご紹介します。
まるで絵本の世界!かわいいパン屋さん
北茅ヶ崎駅から線路沿いを円蔵小学校方面に歩くこと徒歩7分ほど。
小学校のはす向かい、道路沿いの閑静な住宅街に小さな庭つきの古民家があらわれます。
まるで絵本の中に登場しそうな雰囲気。こちらが「自家製酵母パンJiJi」です。
一見するとパン屋さんだと気付かず通り過ぎてしまいがちですが、お店の前にかわいらしい食パン型の看板が置かれているのでこちらが目印です。
茅ヶ崎駅からは少し遠く、最寄り駅が北茅ヶ崎駅という静かな住宅街にもかかわらず、茅ヶ崎の南側から通う人や、遠方から車で通う人もいる人気のベーカリーなんです。
お店の前には駐車場が2台分あるので、車でも来ることができます。
ジブリ作品「魔女の宅急便」に出てくる黒猫と、このお家に暮らしていた店主さんの祖父をかけて名付けられた店名「JiJi(ジジ)」。「JiJiパン」という愛称で親しまれています。
ジブリ作品を実写化させたようなレトロでファンシーな外観は、写真映えばつぐん!
画になりすぎて、写真が苦手な私も思わず何枚も写真を撮ってしまいました。
ガラガラと味のあるガラス引き戸を開けた店内も、ガラス戸から外の光が入り込む優しい雰囲気です。
材料にこだわった優しいパン
店内にはパンのこうばしい香りが漂います。
食パンとバゲット、そしてちょっとめずらしいチョコ食パン。
チョコパイやクロワッサン、スコーン。
全粒粉のブルーチーズ入りパンと酵母レーズンパン。
古民家を改装したというコンパクトな店内ながら、オーソドックスなパンから総菜系、ハード系に甘い系など、豊富な種類が並んでいます。
素材と手作りにこだわったJiJiパンは、自家製レーズン酵母と国産小麦を使って焼かれているそうです。
どのパンもおいしそうで、どれにしようか悩んでしまいます。
もっちり!サクサク!味も食感も大満足
お店はテイクアウトのみ。
ちょうどお昼時だったので、お昼ごはん用のパンを数点購入させていただきました。
ハーブソーセージパン・クロワッサン・ドーナツの3点を購入。
ハーブソーセージパンは、一見するとハード系の固そうなパン。
ガブッとかぶりつくと、外はしっかり中はモッチリとした食感です。
モッチリ食感に、ソーセージのハーブの香りと塩味がきいていて、食べ応えのある一品でした。
国産バターを使用したクロワッサンは、表面の食感はサクっと、バターの香りがフワっと香ります。
「もう一度温めるとサクサクに」とお店のポップに書かれていたので、トースターでちょっと温めていただきました。
モチモチ食感のドーナツは、優しい甘さで揚げパンのようなどこか懐かしい味でこれもおいしかったです。
どれもとてもおいしかったです。ごちそうさまでした!
他にもまだまだ気になるパンがたくさんあったので、次に行くのが楽しみです♪
JiJiでは通年出ているパンの他に、春らしい「桜の塩あんパン」やクリスマスの定番「シュトーレン」など、季節ごとの限定パンも登場。
お店のInstagram(@jiji.pan.chigasaki)では、限定のパンなどの焼きあがり状況が投稿されていますよ!
おいしそうなパンの写真がたくさんあるので、見ているだけでお腹が空いてしまいます(笑)。
その他、地域のマルシェへの出店情報や、お店の臨時休業のお知らせも投稿しているそうです。
不定期でお店の前で小さな古本市をやっていたり、近所の方のお花などを販売するなど、あたたかな地域交流の場にもなっている優しい雰囲気が伝わってくるInstagramです。
気になる方は、ぜひそちらもチェックしてみてください。
優しい時間に包まれるベーカリー「自家製酵母パンJiJi」。足を運んでもらいたいステキなお店でした。
まだまだたくさんある茅ケ崎市内のおいしいパン屋さん。
運動も食欲も叶えられて、まさに一石二鳥!
徒歩や自転車で市内をめぐってみて、新しいパン屋さんを発見してみてくださいね。
自家製酵母パンJiJi
住所:神奈川県茅ヶ崎市円蔵2-3-6
アクセス:JR相模線「北茅ヶ崎駅」より徒歩約7分
TEL:0467-52-1272
営業時間:10:00-17:00※売切れ次第終了
定休日:日・水・木
Instagram:@jiji.pan.chigasaki