茅ヶ崎駅近くの「幸町こども食堂 おいしいね」は忙しいママの救世主!

ここ数年、名前を聞くことが増えてきた「こども食堂」。

名前を聞いたことがあっても、どんなものか分からないという人も多いのではないでしょうか。

こども食堂とは「地域住民や自治体が主体となり、無料または低価格帯で子供たちに食事を提供するコミュニティの場」のことを言います。

ある時から「幸町こども食堂 おいしいね」を知り、何度も利用させてもらっています。

毎月楽しみにしているのですが、今月も開催されました!

茅ヶ崎駅南口近くで月1回開催!食堂利用かテイクアウトかの選択制!

場所は、茅ヶ崎駅南口から雄三通りを進むこと約3分。「スーパーたまや幸町店」のある十字路を右折したところにある、「LAST50CENT(さいごの50セント)」です。

以前は、この「LAST50CENT(さいごの50セント)」が食堂となっていて、予約なしに開催時間内に行って、食事することができました。

ですが、新型コロナの流行があってからは、「事前予約をしてテイクアウト」というスタイルになりました。

その後、「LAST50CENT(さいごの50セント)」から約100mほど西に進んだところにある「柳旅館」を食堂とすることに。

食堂が開催される月は、「予約して食堂で食べる」か、「予約してテイクアウトにする」かを選んで利用することができます。

食堂での食事ができるか、テイクアウトのみなのかは、新型コロナの状況をみながらその月々で変わると思いますのでご注意くださいね。

「幸町こども食堂 おいしいね」は、月に1回、17時~19時に開催されています。

詳細についてはインスタグラムやフェイスブック、街中に貼ってあるポスターから知ることができますよ。

予約はメールで行い、金額は、大人(19歳以上)300円、こども無料です。

主婦の立場から言えば、作ってもらったものを食べることができるだけでも家事の負担が減って助かるのに、金銭面でも助かるなんてありがたすぎます!

いつもあたたかい笑顔で迎えてくれて、ほっとする場所です!

こどもじゃなくても、子連れでなくても利用できる!

私は、「幸町こども食堂 おいしいね」を知るまでは、こども食堂は「親が仕事をしていて、1人で食事をしなければいけない子のための場所」だと思っていましたが、そんなことはありませんでした。

以前、食堂を利用した際に見たのは、子供同士で来ている子たちや、子連れのママ、パパも一緒に家族で来ている人など様々でしたが、やはり子供を連れている人がほとんどでした。

ですが、チラシにも記載があるように、学生さんやご高齢の方も利用することができます!

色んな人が利用できるということがもっと広まるといいですよね。

子供がいつも食べない野菜もパクリ!優しさの感じるご飯でママもひとやすみ

ここのところずっとテイクアウトばかりを利用していたので、今回は「柳旅館」の食堂で食べることにしました。

消毒はもちろん、アクリル板や換気など、感染症対策はバッチリ!

「幸町こども食堂 おいしいね」の発起人である、神奈川県議会議員のくさか景子さんもいらっしゃいました!

議員さんとお話しするのは初めてだったので、お会いできると聞いてから実際にお会いするまでは緊張しましたが、とてもきさくであたたかい方でした。

まさか議員さんが割烹着を着ているとは思わず、びっくりしました(笑)!

こちらが本日のメニュー。春やさい丼と竹の子とワカメのお吸い物、パインと牛乳ゼリーです。

そして写っていませんが、鈴廣のかまぼことプチトマトも!

どれも美味しくて、優しい味でした!

いつも自分で作ったものを食べているので、作ってもらったあたたかいご飯は心に染みます。

私の実家は県外ですし、こんなご時世で会えていないのでなおさらです。

1番印象に残ったのは、うちの子供たちはパプリカを食べないのでしばらく食卓に出していなかったのですが、今日はもりもり食べていたこと!

食べないからって出さないのはよくなかったなと反省しました。

家族だけではなく、みんなで食事するという雰囲気がよかったのかもしれませんね!

こども食堂がフードロス削減につながる!素晴らしいシステム

こども食堂に使われている食材は、全てではありませんが、企業や団体、農園等から寄付されています。

今回も、受付のところには、寄付された食材についての紹介がありました。

希望すれば帰りにもらえる食材は、お米をはじめ、こんなにたくさん!

これらは本来破棄されてしまうものが寄付されているので、それがフードロス削減につながります。

日本人の1人あたりの年間食品廃棄物量は世界6位、アジアでは1位と言われています。そんな中、こうしてフードロス削減につながる仕組みがあることは素晴らしいことだと思います。

そして、その仕組みを形にしてくれているのは、くさか景子さんをはじめとした「幸町こども食堂 おいしいね」を運営されている地域のボランティアの方々のおかげなんです。

毎回、17時から始まるこども食堂のために、13時から準備をしてくれているそうです!

私たち利用者側は、こうして食材等を寄付してくれていることや、それらを時間と労力をかけておいしいご飯を作ってくれていること、こども食堂に携わっている全ての方々に感謝しなければいけないなと感じました。

私も、こどもが大きくなって時間ができたら、今助けてもらっている分、ボランティアとして力になりたいなと思います。

心もお腹も満たされる、「幸町こども食堂 おいしいね」。

皆さんも是非利用してみてください!

幸町こども食堂 おいしいね
住所:神奈川県茅ヶ崎市幸町24-6《LAST50CENT(さいごの50セント)》
アクセス:JR東海道線・JR相模線茅ヶ崎駅南口より徒歩約3分
TEL:0467-88-4132(当日のみ)
開催日:月1回(インスタグラムやフェイスブック・ポスター等でお知らせ)
開催時間:17:00~19:00

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。