桜の花が咲き乱れるころ、多くの人が訪れる茅ヶ崎の「小出川」。
日当たりが気持ちがいいので、朝活やジョギングにも持ってこい♪
太陽を浴びて歩いていると、着込んでいたコートやマフラーを外してちょうどいいくらいです。
およそ10kmにわたり流れている「小出川」。
この日は西久保橋から萩園橋の間を歩いてみました♪
カッパの伝説がのこる地、「西久保」
平塚市との境に「相模川」という川があります。
富士山から相模湾へと流れる相模川は、生活用水として多くの人の生活をささえてくれています。川の水をすこしでもきれいに保って、より気持ちよく生活したくなりますね♪
この相模川の東側にあるのが「小出川」です。
およそ150年以上前に「カッパがでた」という伝説が民話「河童徳利」として語りつがれている地です。
「思わぬ出会いが、あるかもしれない」とドキドキしますね♪
小出川にかかる、西久保橋。
風通しがとてもいいので、ぼうしをかぶっているときは飛ばされないように、じゅうぶんに気をつけてくださいね♪
この看板のすぐ横に階段があるので、土手におりていきます。
高いビルはなく、畑の向こうに工場や学校が点々と建っている程度。
どーんと突き抜けた空に、鉄塔の存在感がまるで東京タワーのようにも感じられます。
近くの国道や高速を、車がさっそうと行き交います。
土手をすすんでいくにつれ、車の風をきる音が小さくなっていく。
気が付くと、BGMは木のうえでカサカサ揺れる枯れ葉や、「小出川」のせせらぎへと変わっています。
普段よりゆっくり、心地よい散歩を楽しめそうですね。
富士山をさがしてみよう!
普段の、ブルーライトや液晶画面でやられていた目の疲れが、癒え始めました。
と、同時にお正月によく目にする、あのシルエットが飛び込んできました。
ふ、富士山!!
さすが日本一高い山。
これまでの人生で、何度も肉眼と写真で見てきたはずなのに。
「富士山ね~、はいはい」
なんて思えたことが、1度たりともありません。
いつも感激と感動をありがとう。
今年も1年…ではなく(笑)、今日のお散歩も、どうかあたたかく見守ってください。
カメラマンになりきってみよう!
普段写真がブレがちな私でも、なんだかいい写真がたくさん撮れそうな予感。謎の自信に満ちて、あまりやらない体勢と角度でも撮影してみました。
ピントが合わず、手を使ってみたり。
桜の新芽です。
枝からちょこんとでている新芽は、マッチ棒みたいでかわいいですね♪
ほんのりと桜餅のような、すっきりとした香り。
秋めいた富士山。
そして月も見つけられたあなたの今日の運勢はきっと吉です♪
カモがたくさん!
夢中で写真を撮っていると、「くくく~っ」と鳴き声が。
どうやらカモが水泳教室をひらいている様子。
水しぶきを時々あげながらも、優雅に水面を切りひらいて泳いでゆきます。
よくみると、川のほとりにも生徒さんたちがいました!
「足を滑らせるかも」と不安になり撮れなかったのですが、写真の2倍ほどの数が待機していることに気づいたときはドキドキしました。
人気度高めなんだなあ。
水面からでてしまうほどの長い脚をもつ野鳥もいました。
大きな翼で数メートル移動して、日光浴を楽しんでいるようにも見えました。
美しい鳥の、力強く羽ばたく瞬間もカメラにおさめられて満足したころ、萩園橋に到着です。
足元に何やら文字が記されていました。
少し離れて絵のタイルもあって、よくよく見ると、名前がかいてあります。
「こちどり」というそうな。なんとも可愛らしい名前ですね♪
双眼鏡もあるとバードウォッチングも楽しめそうですね♪
近くに駐車場がないため、小出川沿いに行くときには
コミュニティバスの「えぼし号」が便利です!
「鶴嶺北コース」のバス停です。
ここで注意したいのが、バスの運行は1時間に1本なので、帰る時間を大まかに設定しておくこと。
お散歩前に念のため見ておきましょう♪
帰りに、思ったよりも早くバス停についたり、待ち時間が惜しい方は、反対側の土手の景観を楽しむのもひとつですね♪
今回ご紹介した土手に行くには、茅ヶ崎駅から「えぼし号」という青いコミュニティバスに乗り、「徳洲会老人保健施設浜之郷前」のバス停まで向かいます。
この「えぼし号」は、現金のみの対応なので、お財布に小銭を持っておくといいです♪
「16」と時刻表の上にオレンジ色の看板に記された看板のバス停をおりると、正面は「浜之郷」という介護施設です。
反対側の歩道へわたると「20」が記された、茅ヶ崎駅行のバス停があります。
さらに進んで、橋をわたってから土手に入ると、今回ご紹介したお散歩コースです!
癒しと元気がもらえる「小出川」、ぜひ訪れてみてください♪
小出川
住所:神奈川県茅ケ崎市西久保2周辺
アクセス:JR東海道線・JR相模線茅ケ崎駅北口よりコミュニティバスえぼし号「徳洲会老人保健施設浜之郷前」から徒歩約1分